ひねもすのたり

読書レビューです。あくまで一個人の感想として読んでいただけたら幸いです。

荒神/宮部みゆき

前回の記事から間が空いて、いっそこの自己満足的なレビューもやめてしまおうかと思ったけれど、結局胸の内を抱えきれずにここにこぼす事にした。 宮部みゆきの時代小説、特に怪談やそれに準ずる、不思議物語、と言えばいいのか、とにかくそれにはいつも魅せ…

鹿の王/上橋菜穂子

「鹿の王」は発売当初からずっと気になっていて、やっと読めました! 文庫本版全4巻を読みましたが、とても素晴らしかったです。 昔、NHKでやっていた「獣の奏者エリン」のアニメが、上橋菜穂子さんの作品のファーストタッチでした。 結構飛び飛びに見ていたので…

ストーリー・セラー/有川浩

有川浩さん(以下敬称略)との初めての出逢いは、図書館戦争でした。 そもそも私の小説デビューは母の影響を強く受けたもので、当時の私は母の好きな作家である宮部みゆきや畠中恵の作品(しかも時代物)をメインに読んでいました。 そんな中で、兄が買ってきて…

十角館の殺人/綾辻行人

はじめまして。ブログ初投稿の初心者です。 初めてのレビューは、私の敬愛してやまないミステリ作家、綾辻行人さんのデビュー作、十角館の殺人でいこうと思います。 出来るだけ気をつけてはいますが、初心者故、ネタバレや分かりにくい文章もあると思われま…